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2014/12/31

今年の5冊 2014年編

なんと、まる1年ぶりの更新です。
本人ですらログインできるか心配したほどですが
読んでくださっている方いらっしゃるでしょうか。

ときどき発作的にブログを再開しよう、と決意するものの、
なんやかやと忙しく(あるいは時間の使い方がますます下手になり)
1年ぶりに(無事)ログインし、これを書いています。
先日、Tumblrから始めて1年ですというメールが届いたことで
ああ私にはTumblrは合わなかったな...とあらためて自覚し、
ブログ再開を真面目に考えているところです。

* * *

タイトルどおり、恒例の「今年の×冊」を選んでみました。
いつもは10冊でしたが、今年は200冊ほど読んだわりには
読んでいる時は楽しいんだけど、「今年の!」というほどのものは
あまりなくて。
無理やり選ぶよりも、これは「今年の!」と断言できるものを
5冊、挙げることにします。
テーマは「あっけにとられた本」、
だから面白かったけど「あっけにとられた」わけではない作品は除きました。
(今年出版された作品とは限りません)


|| 妻が椎茸だったころ

妻が椎茸だったころ

妻が椎茸なんですよ? でも本当に椎茸。


|| なんでそんなことするの?

なんでそんなことするの?(福音館創作童話シリーズ)

個性を差別のもとにするのでなく「自分のこと」として認識してもらうことを
こんな風に表現する方法があると、青田さんやひろせさん、
トキオやミケに教えられました。
自分の隣にミケがいると信じられたら、「なんでそんなことするの?」と言える
勇気ももちうると思うのですが。


|| 帰ってきたヒトラー(上・下)

帰ってきたヒトラー 上 帰ってきたヒトラー 下

この小説をおもしろいと思うのが不謹慎と感じることと、
なぜ不謹慎と感じるのか? を考えていくと行き止まりにぶつかる。
「おもしろい」とはっきり言えるし不謹慎と思えることは、つまり幸せなのかも。
そして翻訳ものが苦手な私がするすると読めたことも、個人的には驚くべきこと。


|| ドミトリーともきんす

ドミトリーともきんす

『るきさん』もすごいと思っていたけれど、この作品でもっと好きになった、
というよりもただただ尊敬してしまう。
科学に縁遠い私に、彼らの本をぜひ読んでみたいと、ミーハー丸出しに
(できれば「読んでみたい」のあとにハートマークをつけたい)
思わせてくれた、すぐれた読書案内。
と同時に、漫画としての、とくに線のすごさ。


|| まばたき

まばたき (えほんのぼうけん67)

この絵本を12月に目にしたことで、今年は「あっけにとられた本」というテーマにしたいと
思わされたのかもしれません。
正確には「あっけにとられた」というよりももっと繊細で残酷な驚きか。
まばたきの一瞬の間に起こることを知ることができない私たちに
まばたきが隠してきたものを少しだけ、この絵本が教えてくれます。


おしくも5冊に入れられなかった1冊のことも。
『チオベン 見たことのない味 チオベンのお弁当』。
1品作ってみましたが、すごくおいしかった。
(使った油がおいしいせいかもしれませんが、いずれにせよ
そんな油の使い方考えたこともない、という料理)
そのうえで、「こんな料理本があるのか」とあっけにとられた本。
本のデザインやお弁当が奇天烈なわけではなく、料理本そのものがユニーク。
ちなみに私はお弁当を作りません。

* * *
久しぶりに長い文章を書いているうちに、昔の感覚がよみがえってきました。
きっと、また、近いうちに。

どうぞよいお年をお迎えください。

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