本まわりの話

2013/01/07

長崎書店がすばらしかった話

熊本市内に行くときは、余裕があれば橙書店に寄ってもらいます。
熊本まできてここに寄らないなんてもったいなすぎる、、と思うほどすてきな書店。
しかし先日は長崎書店の近くに用事があったため、そちらに行きました。
(位置関係がわかっていないのですが、橙書店と長崎書店はわりに離れているらしい)

そんなに広くない(狭くもないですが)店内に、気の利いた本が選ばれ
(いわゆるベストセラーもあったはず)
工夫された配置で、ところどころにミニコミも書籍とならんで置いてあって、
そして、えーと、とにかく、すばらしい。
この、ここで買いたくなる感はなに...!? と、くらくらしながら
そのうちネットでポイント使って買うかな、と思っていた本や
地元の書店ならスルーしていたかも? という本を購入。

オットと一緒のときはいつも時間に追われているので
いっそ、ここや橙書店のために新幹線で来てもいいかも、と思ったくらいです。

そして、さすがくまモンのおひざ元、文庫のカバーはくまモン柄も選べました。
書店オリジナルのカバーもかっこいいですね。

Nagasakisyoten

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2012/07/11

某月某日

某月某日

ほむほむとカクちゃんこと、穂村弘さんと角田光代さんの共著『異性』。
私は(気持ちに余裕があれば)読んだ本の気に入った部分を書き抜いているのだけど、この本ではそれをしなかった。できなかったというべきか。
なぜなら、書き抜くとなると、すべてのページを書き抜くことになるから。それくらい、はっとする言葉のオンパレードだった。

某月某日

前々から読んでみたかった、沼田まほかる『猫鳴り』。
正直たぶんこの作家の他の本を読むことはないと思うのだけど、ラストは久しぶりに読書で泣いた。猫を飼っていたらもっと泣くでしょう。飼っていなくても飼ったことがなくても、こんなに泣けたのだから。
子どものない夫婦(と、引きこもりぎみの少年)が各章の主人公で、第1章が奥さん、第3章(最後)が旦那さん、第1章のあの奥さんが数年後そんなことになったのか、と第3章で知ったときは、猫の話とは別にけっこうショックだった。奥さんもう十分に傷ついていたのに...
でも淡々と生活を続けている旦那さんと猫の関係は、とてもいいなと思った。死ぬということはどういうことか、旦那さんとともに、その一面を猫に教えられた。

某月某日

毎日新聞の書評で、日和聡子『螺法四千年記』という本を知る。
あれこれ書くより荒川洋治さんの書評を読んでいただいたほうが早い。
これは『家守奇譚』や『蟲師』の世界にすごく近いのではないか、私が気に入らないわけがない、と、すぐにネットでこの本を注文してしまった。著者のことを全然しらないことも、値段の高さにも目をつぶり...
平易な短い言葉で、今か昔か、彼は人なのか動物なのか、不思議な世界がどんどんつらなっていく。どちらかといえば、ほんわかと明るい世界が、終わりに近づくにつれて不気味に暗くなっていくのは読んでいて不安にかられた。これもまた死のイメージかもしれないけれど、そこに至るまでの、生きるもの同士の交わりこそ大事。

螺法四千年記

某月某日

前にも書いた気がしますが、ベストセラーは早めに購入するか読まないかのどちらか。図書館の何百人待ちなんかしていたら、まわってくるころにはたぶん興味を失っているから。
というわけで、新刊書店で買う気はないのだけど読んでみたくはあるんだよな、辞書って気になるし、と悶々としていた『舟を編む』を「ブ」で見つけた。ありがたい。

某月某日

NHKの「ようこそ先輩」でとてもよい授業をされていた、鴻巣友季子さんの『翻訳教室 はじめの一歩』。
番組の内容を再構成して、さらに日本語をはじめとする言葉との向きあい方、本を読むことについて補足した内容になっている。若い人向けに書かれているので読みやすく、面白くてあっというまに読み終えた。四苦八苦しながら"The Missing Piece"を訳していく小学生の新鮮な解釈や言葉選びに、鴻巣さんと一緒になんども感心してしまう。

翻訳教室 : はじめの一歩 (ちくまプリマー新書)

某月某日

「ブ」にて、もしかしたら家にあるかも、でも買っていなかった気がする...という曖昧さで(まあ2冊あってもよかろうと)村上春樹『村上ソングズ』(家になかった)、これは図書館にもないし「ブ」で見つけられたら、くらいに考えていた『スヌーピーの人生案内2』を購入。
スヌーピーといえばサンデー版コミックス全集が復刻するらしいけど、とにかく置き場所が...

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2012/03/15

本めぐり

最近、2週おきに図書館・書店・「ブ」が3点セットになりつつあります。
図書館は、今回はあまりヒットなし。そういう日もあります(前回はタニタ食堂の第2弾が棚にあったので借りてみました)。借りたいリストの林望のエッセイと、なんとなくケンタロウのレシピ本を。でもこのレシピ本前にも借りたことがあったかも...
書店では新刊・雑誌をチェックしたものの買い物なし。こういう日もあります。うーん、クロワッサン、ミナのカードは惹かれるものの、記事が。うーん、ヤマザキマリさんのエッセイ、面白そうだけど何度も読むかなぁと。最近そういう見方で選んでしまうので、なかなか買うに至りません。

「ブ」でも最初まったくヒットなしで、今日はこういう日なのかも~と思いつつ、よく目を凝らしたら、気づいたものが何冊か。「男のクロワッサン」は出た当初書店で立ち読みして、「男の料理の取材ってなんでこう...」とムズムズしてケンタロウのページだけさっと読んで買わなかったもの。今回もやっぱり「なんでこう...」という印象は変わらないのだけど、魯山人のページがあるので、このページのために(300円だし)買いました。あと酒井駒子さんの本(ありそうなのとは全然違う棚にあった)、タニタ食堂の最初の本、さっき「続」を返却したばかり! と思いながら。そういうえば「男のクロワッサン」にも林先生やケンタロウが載っていました。つながってる...

ほんとうは「ブ」じゃなくて新刊書店で買うべき、とは思っておりますが(値段が高い本と気軽な文庫本ほど新刊書店で買ってます)なかなか全部というわけには。「男のクロワッサン」みたいなケースもありますしね。
【061】

(今日の読書)
モレスキンの本、ゆっくりと。徳岡孝夫、中野翠『泣ける話、笑える話 名文見本帖』寝る前に読むのにちょうどいい短さ。

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2012/01/27

ずーっと

午後からずーっと佐々木譲『警官の血』を読んでいて、オットが帰ってきてからも寝るまでずーっと読んでいて、ほかに何をしたかすっかり忘れてしまいました。
これだけ読んでもあと下巻の半分くらい残っておる...(あまり読むのが速くないし、やっぱりごはん作ったりあれしたりこれしたり、しばしば中断される)

それから先日eBayで買ったものが2件とも発送されたようでほっとしました。日本の感覚だと早ければ注文したその日に発送(へたしたら先払いの入金が終わる前だったり)されたりするので、ノンビリしてるんだなーと。あとは壊れずに、できれば早めに、日本にきますように。
【014】

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2012/01/16

今日の読書

『センス・オブ・ワンダーを探して』阿川佐和子、福岡伸一
今日はほとんどこの本を読んで終わってしまった。
すごく面白かった。私のような科学オンチでもひじょうにわかりやすい。
阿川さんが話を聞き上手なのと、福岡先生が説明上手なおかげでしょう。
フェルメールとレーウェンフックのことは、最近SWITCHでほぼ同じことをAKBの子相手に話しているのを読んだから、飲み込みやすい。しかし科学の話より(そちらももちろん面白いのだけど)絵の話のほうに興味をそそられたのは、やはり自分は完全に文系だからか...

何冊か本がピックアップされていたので、気になるものは読んでみようと思う。
【003】

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2011/11/25

祝(再)オープン・リブロ福岡天神店

福岡に再オープンしたリブロに行ってきました。

以前のリブロ、好きでした。本好きの人が選び並べてる感じで。
とくに過去のことをいろいろ忘れがちな(はは...)最近でも
リブロのようすはけっこう覚えてます。

さて新しいリブロは、というと、すごく明るく、整っていて
(前は同じフロアで高低差があり、デコボコうねうねとした印象)
面白い特設コーナーがあちこちにあったり、
児童書のコーナーが円柱状の書棚に囲まれていたりして
いろんなしかけが楽しい。
全然興味のなかった、あるいは知らなかった本をつい手に取ってしまいました。

そういう工夫の一方、文芸書が...すくない...!?
今売れてる本はたくさんあるけど、それ以外の在庫が...
旬の本の発見にはよさそうだけど、
ちょっと古い本はどうかなという感じです。

記念に酒井駒子さんのサイン入り「ビロードのうさぎ」を買いました。
ずっと気になってはいましたが持っていなくて、とてもうれしい。

Sakai

しかし本も雑誌も積まれるばかりで読む暇がなかなかなく。
今は寝る前に少しずつ「浮世女房洒落日記」(文庫)を読んでます。

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2011/11/11

にょ、にょにょ

友だちに連れて行ってもらった古書店に
穂村弘の「にょっ記」がありました。
これは文庫本を持っている、
しかし単行本は背抜きの函入りですてきだ、これはこれで欲しい、
できれば「にょにょっ記」もあるとうれしいな、
そんなに都合よく古書店に2冊そろってるはずもないが、
ともあれ「にょにょっ記」が文庫で出るとしたら来年、
いいかげん待ちくたびれておる、
そうだここで単行本の「にょっ記」を買ってしまって
バランスをとって(?)新刊書店で「にょにょっ記」も買っちゃえばいい☆

ということを5秒くらいで考えてお買い上げ。

その後、新刊書店で「にょにょっ記」を買ったのだけど
レジに差し出した時、函の色あせに気づいてしまった...
いつもなら買うのをやめて、ネット書店であらためて注文するけど
ここはこの色あせた本を買うのが粋ってもんでしょうと
こちらもお買い上げ。

そんなわけで、今のところ「にょ」単・文、「にょにょ」単が手元に。
文春さん、「にょにょ」の文庫、待ってます。

にょっ記> にょっ記 (文春文庫)

にょにょっ記

余談ながら、この日買った本3冊とも読んだことあり。
持っているのも含め、図書館で2回借りたなら
たぶん3回以上読むので。
(居眠り磐音シリーズも当時23冊ほど、2回ずつ借りた後さすがに買った...)

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2011/05/20

本屋好き。

本好きな方ならばブルータス「本屋好き。」はご覧になったでしょうか。
わたしはもちろん、発売日の午前には書店に走りました。
ケトルという雑誌の創刊準備号も
まったく同じ本屋特集でしたが、こちらは、ちょっと違う...と
買わなかったのです。
本屋特集ならいいってものじゃあないみたい。
(すごく力の入った読みごたえある特集ではあったと思います)

そのブルータスを読んで、前からやりたいと思っていたことを
やることを決意。
それはこの号でも紹介されているBOOKS KUBRICKのハシゴ!
で、お金を気にしないで好きなだけ買う!
以前ハシゴしたとき、つい値段を気にして1冊も買わなかった
(しかも後で別の書店で買ったりして)
ことがあったので。

まず箱崎店に向かう。
しかし、こうしようと意気込むと却ってよくない結果となるのか
いい本だなと思えば自分で持っているし、
持っていないものはちょっと痛んでいたりして
結局買ったのは「本の雑誌」だけでした...
「本の雑誌」といえば、連載をまとめた「書中日記」が欲しいのだ、
と思い出しましたが、それも見当たらず。

けやき通り店にはあるかな、と、そちらへ移動する途中、
ちょっと事情もあり、考え直してハシゴはやめることにしました。
まあ、また次の楽しみでもいいや、と。
このお店がつぶれることは、たぶん、少なくともすぐには
ないでしょうし。ないといいな...

そんなに広いお店ではないので
ぜんぶの棚をじっくり見ることができたのは楽しかった。
次は、というか、欲しい本があったときは、迷わず買います。

ちなみに「書中日記」はけっきょくジュンク堂で買ってしまい、
ブルータスはあまり関係ない書店めぐりとなりました。
ジュンク堂も好きなんですよ...

BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/1号 [雑誌]

書中日記>

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2010/11/12

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

まだ買っただけで読んでいないのですが、
あまりに美しい本なのでご紹介...

Suzume

箱入りで、本体はブルーの布張り
挿画は酒井駒子さんです。
これだけでも買ってしまいそうですが...

第二次世界大戦中、体が不自由なスズメを拾って育てた
イギリス人女性の話、らしいのです。
いま自分がにわかスズメブームなので、
このストーリーにもとても惹かれます。
ところどころに挟まれたスズメの白黒写真も愛らしい。
翻訳は梨木香歩さん。

こういうのこそ、所有するよろこびのある本だなぁと
うっとりしています。

ちなみにアマゾンの書影は本体の扉です。

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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2010/11/05

ブックオカ2010

絶賛開催中のBOOKUOKA
イベントはおもに福岡市で開催されているので行けないのですが
近くで気軽に入手できるのがオリジナルブックカバー、
一番最初のリリー・フランキー(おでんくんのイラスト!)は
紙がなんとも安っぽくて(コピー用紙みたいだった)もらわなかったのです。
それ以降は毎年1冊は文庫本を買って入手してきました。

Bookuoka

紙質も年々良くなっている気がする...
おまけに今年は宇野亜喜良。すばらしい。
この2冊はちくま文庫の「尾崎翠集成」上下巻で、内容にも合っている気がする。

さらに「福岡の書店員&編集者が選んだ 激オシ文庫アワード」に参加している書店に寄ったので物色、
「舞台はフクオカ!」部門もいいのだけど、
あとがきに名久井直子さんのイラスト、というのに魅かれて
穂村弘「にょっ記」を買ってしまいました。
穂村エッセイの中でも好きとそうでもないのいがあって
これはかなり好きだし、なにせ名久井さん...というわけで。
しかしこれは宇野亜喜良の世界とは、ちょっと、合っているとはいいがたいかな。

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